ご自身で仕事をされている方は、インターネットやチラシなどの広告媒体を活用して集客を行ったことがあったり、これから始めようとされている方は多いはずです。そんな時に。
なんてことありそうですよね。
前述すると、「漫画を使う」という着眼点自体は改善案としてかなり良いと思います。
この記事でその点もご紹介いたしますが、実際世の中で漫画やイラストを使った広告ってよく見かけますが、やっぱり効果があるからなんですよね。
今回上げる記事では、具体的に漫画を使ってコンバージョン率を上げる改善の方法について、「漫画デザイナー」としての私の見地から、3つに絞ったポイントで要点をご紹介できたらと思います。
気になるところからどうぞ!
漫画でコンバージョン率を「構成」で上げる改善の方法
さて、まずコンバージョン率を上げる漫画に改善するために、漫画の「構成」を考えてみましょう。
まず「コンバージョン率」とは、簡単に言えばそのページを観にきてくださったお客様のうち、どれだけの方がエンド(最終的な購入だったりお申込みだったり)にたどり着いたのか、その割合。
漫画ではそのコンバージョン率を上げることができます!
お客様がその漫画を読んで購入やお申込みをするかどうか、その鍵を握るポイントは漫画の「構成」が①きちんとそのページの内容を「説得」できているか、②お客さんの「共感」が得られているか、その2点に尽きると私は思います。
とは言え、「説得」・・?「共感」・・?
そんな事言われても、いきなりなので抽象的でピンと来ないですよね。笑
ここでは一つ、例としてプレゼンなどのビジネスシーンでもよく使われてる、「PREP(プレップ)法」というものをご紹介し、それを使ってご説明してみますね。
☆これが、実は漫画の構成においてもとても重要なところなので要チェックです♪
「PREP」とは、「Point(結論)」「Reason(根拠)」「Example(具体例)」「Point(結論)」のイニシャルで、その順番で話を展開すれば、とてもわかりやすくお客様に「説得」できて「共感」が得られるという仕組みです。
例えば、こんな感じになります。
- 結論:WEBの相談窓口は「Line」で開設すべきです。
- 根拠:なぜなら、「Line」ならお客様が安心して相談できるからです。
- 具体例:例えば、私も「Line」で相談窓口を運営しておりますが、お客様から「いきなり電話だと緊張しますが、「Line」なので気軽に相談できました」「チャット形式なのですぐにやり取りができて、とても良かったです」と大好評をいただきました。お客様はいきなり電話ですとかえって言いたい事も言いにくいようなのです。
- 結論:だから、WEBの相談窓口は「Line」で開設すべきです。
特に「PREP」のうち、一番大事なのが「Example(具体例)」、「E」の部分。ここでいかにお客様から「共感」が得られたかで、コンバージョン率は大きく改善されます。
特に漫画でコンバージョン率を上げる改善がしたいなら、お客さんの「共感」が得られるような漫画の「構成」に改善できると、よりコンバージョン率が大きく上がると思います。
逆にコンバージョン率が低い漫画は、ただ描きたいだけ、載せたいだけ、みたいになってしまっていて、お客様からしたらよくわからないものになってしまっている事が多いですね。
漫画でコンバージョン率を「タッチ・テイスト」で上げる改善の方法
さて、「構成」が決まったところで、今度は漫画の「タッチ・テイスト」を考えるべきだと思います。
ここで一番大切にすべき事は、さっきの「1」の話にも関わりますが、一番大事な「共感」を呼ぶために、きちんと「お客様(読者・ターゲット)」に合わせた「タッチ・テイスト」にする事、それに尽きます。
例えば、最近の10~20代くらいの女性をターゲットにした某企業広告で、今流行りの少女漫画風タッチ・テイストの漫画広告が、いきなりコンバージョン率を20%くらい底上げした例があるんですね。
なぜここでコンバージョン率を上げる改善ができたのかは、言うまでもなくターゲットにその漫画が刺さったから。
当たり前の事を言っているかもしれないけど、同じものをもし中高年の男性に向けた広告として出していたとしたら、恐らく同じ結果にはならなかったでしょう。
そのミスマッチ、想像するだに恐ろしい・・笑。
「ターゲット選定」については、本記事は「コンバージョン率の改善」がテーマだけど、そもそもビジネスをする上で一番大切な基礎になる部分なので、しっかり固める必要があります。
もし、現段階でそもそも「ターゲット選定」がちょっと足りない、曖昧だと感じたら、まずは一度、ここで見直してみてください。
そのペルソナ※がはっきり見出せたら、それに合わせてどんな「タッチ・テイスト」の漫画にするか決めましょう。
名前、性別、既婚/未婚・年齢、職業、収入、趣味、習慣・・本当に細かく設定して架空のお客さんを作る事です。
もしできるなら、実際にターゲットにイメージが近い方にお話を聞いたり、「Yahoo!知恵袋」なんかを使って実態調査するとより確実。
ただ闇雲に漫画を上げるんじゃなく、その「お客様(読者・ターゲット)」が自然に「もっと読みたい、もっと読みたい」って思えるような「タッチ・テイスト」にできれば、当然コンバージョン率を上げる改善ができます。
漫画でコンバージョン率を「コストカット」で上げる改善の方法
最後に、実際にこれからコンバージョン率を上げる改善のための漫画を作るとして、現実的なお金の話をしましょう。
漫画制作を依頼しようといろんな業者さんを調べたりした事があればわかりますが、意外と漫画制作って、高い汗。
でも、かく言う私もそうやって依頼されて漫画を作ったりもする身だからわかりますが、お客さんのご要望に応えて漫画を作るのは、確かに大変な事ではあります。
故に、「基本的に高い」って状況はしかたがないとは思いますが、依頼する側からすれば、できるだけ安く作りたいのは当然!
ここでいかに「コストカット」できるかどうか、その改善はとても大事な考え方だと思います。
改善のゴールは、「どうすれば一番効率よくコンバージョン率を上げる漫画を作る事ができるか」、です。
ここまでのお話で、「1」でコンバージョン率が高い漫画の「構成(内容)」をどうすればいいのか、「2」でコンバージョン率が高い漫画の「タッチ・テイスト(デザイン)」をどうすればいいのか、その点は話してきました。
そこで最後に、ここまでの「1」の改善と「2」の改善を踏まえた上で、
一番「効率的に(コストカットも踏まえて)」漫画を作ってくれる業者さんやクリエイターさんを、しっかりと選びましょう。
だいたいの場合は一度「無料相談」なんかができるようになっているはずなので、そういう部分でまずは探りを入れてみるといいと思います。
あくまで「作るだけ」の漫画制作は、もったいないからやめましょう。
あなたがネットで5万円の商品を売っていたとしましょう。
アクセスは月に5000人(UU)いたとしましょう
購入者は仮に100人だったら
コンバージョン率(CVR)は2%ですよね。
そして、売上は5万円×100人で500万円ですね。
それが、仮にこの漫画をしっかりと作りこんでサイトのユーザビリティも挙げてCVRが3%になっただけで150人の購入者になるということで売り上げは5万円×150人で750万円になるということなんです。
月に250万円のアップということです。
これはちょっとした例ですけど、コンバージョン率を引き上げるための施策がどれだけ重要なのかってことがわかりますよね。笑
もちろんそもそものアクセス数とかにもよることだけど、広告(認知を上げる)をかけ続けることにだけ注力をして、この成約率を高めることを後回しにしているケースもあるので、是非そこだけはあらためて数字で見てみるといいと思いますよ。
それができるならそういった漫画制作をするための投資っていうのもめちゃくちゃ安く感じそうですよね。笑
本日の記事のまとめ
本日は漫画デザイナーの観点で、漫画を活用して問い合わせなどのコンバージョン率を上げるための改善ポイントについてご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか。
ココでは漫画の活用についてご紹介させていただいておりますが、ゲームやアニメーション動画を活用した方法もウェブ集客の観点からプロのコンサルが記事を紹介しておりますのでごらんください。
最後に、ここで今回書いたりご紹介したりした内容を含めて、
以下のリンクは「これから漫画を自身のお仕事の集客に活用してコンバージョン率を上げてみたいけど、どんなものが自分のお仕事に合っているのか変わらない」といったお悩みにもお答えさせていただきますのでこちらからお気軽にご連絡くださいね。
まずは行動を起こす事から感動を。
漫画デザイナーhikaru
『集客や売上を上げ続ける仕組みヅクリ』はそれぞれの業種業態や状況によっても違ってきます。
うちの会社はどこにコストや労力をかけるべきなのか。
また、何を優先的に行うべきなのかについて、これまで300社以上の集客サポートをさせていただいておりますウェブ集客ドクターの小林が無料でご相談にご対応させていただきます。