今日のテーマは小学生や中学生向けの学習塾を経営されている塾長様向けに継続的に生徒さんを募集するための方法やアイデアについてご紹介させていただきますので気になるところからご覧くださいね。
塾といっても学習塾だけでなく、そろばん教室や囲碁教室など様々なシーンに合わせて本日は塾や教室の集客でお役に立てるようご紹介させていただきます。
気になるところからどうぞ!
塾の集客を成功に導くポイント
さて、この記事では、主に個人塾を経営されている方やこれから始められる方の集客方法や、たくさんの生徒さんが集まるための考え方について書かせていただきたいと思います。
塾業界全体などの大きな枠組みでの成功の考え方はこちらのブログでまとめさせていただきましたのでご覧いただけたらと思います。
個人塾の経営というと、なんと言っても悩みの種になるのが集客方法ですね。
本当に個人塾を経営し続けることができるかどうかの、一番重要なことといっても過言ではないでしょう。
私の親族でも個人塾を経営している方がいましたが、やはり新規集客をすることが難しそうで、私が小さいときから頭を抱えていた記憶があります。
ここがポイントになるのですが、その親族はもともと大手の塾で先生をやっていて、多くの生徒を有名校に進ませたり、塾の新規開拓なども行い全国のフランチャイズでもトップの成績を出すほどの人でした。
生徒からの信頼も厚く、馬鹿なことばかり言って生徒と話している先生で生徒が『将来は先生のような先生になる』と言われて涙を流していたような先生です。
それでも個人塾を始めてからは思うように集客ができず、インターネットも苦手だったので、既存で来てくれる生徒に友達を呼んでくれたらクオカードやマックカードをプレゼントするといったようなことをやっていた姿が思い出されます。
しかし、結果として現在は個人塾の経営はやっていません。現在はフランチャイズの塾の雇われの塾長として活躍をしています。
もちろんそれが悪いわけでもなく、今の選択としてはベストの選択であったと思います。
ただ、今でももう一度個人塾をやりたいという思いや、かつて一緒に仕事をした先生を呼び寄せて一緒に仕事をしたいという夢も持ち、仕事をされています。
ここで私が言いたかったことは、どんなにスキルがあっても信頼があっても集客方法や 経営の手法や『集客方法』を間違えると継続的に仕事をしていくことが難しいということです。
もちろん、信頼のみでどんどん口コミが口コミを呼び集客に困らないということが一番の経営における成功かもしれません。
それは、言い換えるとあなたが『どんな口コミを広げたいのか』ということになります。
『成績がとてつもなく上がるよ!』なのか、『塾の先生が楽しいよ!』なのか、『ここにいる塾生のメンバーが面白いよ!』なのか、はたまた『恋愛相談ができるよ』なのか。笑
どういった「ベネフィット(ここに来るとどうなるのか?)」を口コミさせたいのかによってやり方は異なってきます。
ここが明確になっていないと、基本的には子供さんの口コミは『楽しいよ』くらいにしか伝わりません。
しかもポイントとなるのは『お金を出すのは親御さんである』ということです。
その点を考慮したうえで戦略を立て、戦術まで落とし込んで初めて口コミはおこります。
多くの個人塾を経営されている方はこの目に見えない『口コミ』というものに頼りすぎている部分があるかと思います。
もちろんそれが何より大切なことなのですがその状態を創るためにやらないといけないことはたくさんあるということですね。笑
なんて声も聞こえてきそうですが、そんなことはないですよ。笑
簡単な話であるので、ここから目次ごとに興味のあるものをご覧いただき、是非集客の成功に役立ててくださいね。
新規集客から口コミ集客へ
先ほどから書かせていただいているように理想的な集客の形は口コミ集客といえるでしょう。
そのリピート集客を行うためには新規集客をし続けるということが成功のカギになります。
新規集客というと個人塾を経営されている方の頭に浮かぶ二つのことは『チラシ配り』と『広告掲載』などになるのではないでしょうか。
チラシ配りから集客を成功させるポイント
それではチラシ配りを用いて新規集客をする上でのポイントや注意すべき点につてご紹介させていただきましょう。
チラシを配る場合、まず周りの地域を分析して小学生中学生向けの個人塾であるならば塾の周りにどれくらい学校があるかを調べる必要性があります。
そして、おおよその市場規模を定めましょう。
例えば、塾の半径5キロ圏内に5校の学校があり、平均400名の生徒がいるとしたらあなたの塾の市場は2000名といえるでしょう。
その中でもすでに塾に通っている生徒は、50%から60%ほどいるというデータもあるほどですから、やはり塾に入る前に誘うということが大切になるということが分かりますね。
どういうことかというと、このデータをみて、残りの40%から50%に対してアプローチして塾に入れようとしても、その人たちはそもそも塾に入ろうとする目的意識がなかったり、金銭的には入れないということになります。
もちろん全てがそうというわけではなく、塾には入りたいけども入るタイミングをなくしてしまったという方もいるでしょうが、それは少ない割合になるでしょう。
ということは、必然的に塾に入りたいという願望が生まれる瞬間にアプローチをするということがとても大切なこととなります。
集客を成功させるキャッチフレーズ
細分化して考えると、塾に入る可能性のある時期はやはり、『中間試験、期末試験の後や入学進学のタイミング』になりますね。
そしてただ「塾に入りませんか!?」というチラシではなく「その中間試験の成績、期末試験までにあげられます!」や、もっと言えるのであれば「その中間試験の成績、期末試験までに上位10番をめざせます!」なんていうキャッチフレーズは、中間試験後のお子さんの成績を見てがっかりしている親御さんにはグッとくるフレーズかもしれませんね。笑
ただ子供さんの心は無視して(笑)、そんな時期を見ることや親御さんにグッとくるタイミングでグッとくる言葉を示すことが集客を成功させる大きなポイントになるというわけです。笑
ポスティングの時間削減と印刷紙の重要性
後は、チラシをまかれる時に特に地方の方などに言えることなのですが、ご自身でチラシをデザインされて、それを印刷してそれをご自身でポスティングをしていくなんて考えていくと結局かなりの時間もお金もかかってしまうのですね。笑
確かに経費の削減になるように感じるかもしれませんが、むしろ手作り感があなたの個人塾のイメージを下げることにつながりかねませんし、あえて言うと無駄な時間です。
なぜかというと、実は自分で紙を買ってきて印刷するより業者に頼んだほうが安く高品質な紙で納品してくれるケースが多いからです。
さらには、その印刷した光沢系の紙をポスティングしてくれるサービスすらあります。
結局なんのためにポスティングをするのかというと、『実際に問い合わせがくるように』ということですよね。
そしてその後入塾してくれるのが一番ですね。
ただ、ご自身でチラシをデザインして自宅で印刷をしてポスティングをするということは、一見頑張っているようにも見えますが、実は効果的な結果を得づらいということを認識していただけたらと思います。
集客に使えるチラシのデザイン
もう一点、このデザインはただおしゃれやきれいや、かっこいいチラシを創ればいいということでもありません。
さきほども書かせていただいたような、『そのタイミングごとに親御さんに刺さる文句』があるかどうかがカギになります。
最後に、まとめとして無駄な労力やコストをかけずに効果的な結果を生むツールとして個人的には「Canva」というサービスが一番安くてかなりサービスが充実しているとおもいますのでおすすめします
ここまでのチラシを使った集客方法は、実はこれだけですべての集客を完璧にするくらいの力を持っています。
実際にチラシ集客コンサルタントなんてコンサルタントさんもいらっしゃるほどチラシ一つのデザインやコピーライティングを完璧に戦略戦術を元に作りこむことで継続的な集客すら可能にすることもできるほどのメインの集客方法になります。
お問い合わせ率を高める漫画を活用したチラシなどの販促物の活用方法についてはコチラの記事でも詳しくご紹介しております。
弊社ではお問い合わせ率を高めることを目的ととした漫画を活用した販促物制作なども行っておりますので、併せてご覧ください。
塾比較サイトから集客を成功させるポイント
さて、次に即効性がありますが固定の費用が掛かるものについて紹介をさせて頂きいただきましょう。
まずご紹介するのが、塾比較サイトですね。
集客方法として、正直かなりお勧めですとは言えません。
なぜなら、比較サイトにもよりますが、固定でかなりの広告掲載料がかかりますし、最初からここに頼った集客をすることは必ずしもお勧めとは言えません。
この塾比較サイトのいいところは、例えば「地域名 中学 塾」などと検索すると、かなりの確率で上位に表示され、親御さんの目に触れる機会は多いでしょう。
しかし、すべてが同じようなデザインで書かれているので、実績もなく特に際立った売り文句がないと集客効果は決して高くなるとは言えないです。
もちろん逆を返せば売りとなる他とは一線を画していいるフレーズがあれば集客はしやすいということです。
ここで絶対にやっていただきないことは、『値段を安くする』という発想です。
よく塾を始めたばかりの方などがおちいることになるのですが、勝負できるものがないから価格勝負にしようとして、価格をとてつもなく安くして集客をしようとされる方がいらっしゃいますがこれは確かに短期的には目を引くものにできるかもしれませんが、それ以降値段を上げることは難しくなり、結果として塾がまわらなくなるというケースはよくあります。
値段を安くれば人が来るということではなく、値段が高くとも、比較対象を変えてあげることで人は集まります。
人はものを買う時やサービスを受けるときに、『未来の自分を買っている』のです。
その商品を買ったら『自分がどうなるのか』ということですね。
『子供が○○高校に受かり、鼻高々な自分』、『子供が学ぶことが大好きになり一生自分で考え行動ができる基礎ができる未来』、『子供が夢を持つことができ親孝行な子供になる未来』など。
どのようなものを売るかは塾によって違うでしょうが、その未来と比較したときにこの月謝が安いと思わせることができるなら値段を極端に安くすることはないということですね。
ここでご紹介をしている個人塾が比較サイトに登録をしての集客方法は、少し難しい集客方法になるでしょう。
そして何より、広告費をかけなくなれば、必然的にそこから集客はできないということですからね。
ここの差が成功する経営と失敗する経営の差になっているとも言えます。
フェイスブック広告から塾の集客を成功させるポイント
もう一つ広告費をかける塾の集客方法についてご紹介させていただきましょう。
それが、フェイスブックなどのSNSに広告を出す方法です。
以前はこのようなSNSの広告を塾の集客方法として行うことは効果的ではなかったと思いますが、SNSの進化やSNSユーザーの年齢層の拡大が影響し、小学生や中学生のお子さんをお持つ30代から40代の親御さんがSNSを頻繁に利用することがこの集客方法も可能にしてきました、
フェイスブック広告のいいところは、広告費に掛ける予算を自分で決めることができることと、地域や年齢などの属性を絞ることができるということですね。
塾だけにとどまらず地域密着型の店舗ビジネスでもつかえるほうほうになるのですが、これは試しに行ってみることも悪くはないでしょう。
ただしポイントは、仮に広告のクリックを押してもらったとしても、誘導先のページが分かりにくかったり興味を持ってもらえないことには問い合わせ率もあがらないので、そこがポイントになるというわけです。
アメブロを使った集客方法
さて、ここまでは塾の集客方法についていろいろとご紹介をさせて頂きましたが、経営を成功に導くという点においては肝心なポイントが抜けています。
それが、長期的継続的な新規集客を可能としてその後口コミを作る集客方法についてです。
私が一番塾の経営においてお勧めしたいことはこの「アメブロを使った集客方法」です。
「え、アメブロ?あんなのただの日記なんじゃないの?」なんて思われた方や、「商用利用できないんだからアメブロで集客なんてできないでしょ!」なんて方もいらっしゃると思いますが、先に言っておきます。
アメブロを使った集客方法は塾の経営と最高に相性のいいコンテンツといえます。
一般的な日記ではない記事を書いている一般人のブロガーさんのブログは大きく分けて『集客ができる』ということと『広告収入でお金を稼げる』という二つの使い方をされているケースがあります。
そして、その方法はGoogleやヤフーのような検索エンジンで何かを検索した時にあなたの書いた記事が上位表示されていてその記事を見て頂き、『何かを購入』したり、『実際に問い合わせ』がきたりするという流れによって生まれる方法になります。
もちろんこの方法は塾の経営を成功させる上でも重要なポイントにはなるのですが、一人でこれをやろうにもちゃんとした技術や仕組みを知らないことには難しいといえます。
しかも、個人塾の集客方法としては当たり前のことですが、あなたの塾の生徒さんになる可能性のあるのは、あなたが塾を経営している近くにいる人になりますよね。
例えば新宿で個人塾を経営しているのに、北海道からの生徒さんは来ないということです。笑
だからこそ、『あなたの地域の近くに住んでいる小中学生の親御さん』にあなたのアメブロを見てもらわなければなりません。
そのためにアメブロにはそのターゲットに対して的確にアプローチをするための機能があります。
アメブロの集客ができる機能
それは、『アメーバ検索』という機能です。
これは、例えば『新宿 娘 成績』などと入力してしてあげると、あなたの塾の近くの地域で子供の成績や塾などについて通ったほうがいいのか悩んでいる親御さんを見つけることができます。
上記の物は一つの例ですが、様々なキーワードを入れることによってより多くのお客さん見込みの方々を見つけることができます。
そして、その方々にメッセージを送ったり、いいねを押したり、読者登録申請をすることによってあなたのブログを通じてあなたに興味を持ってもらう導線を引くことができます。
SNSとの連動
そして、上記の方法で新規のお客様を集めることができたら今度は主にフェイスブックなどと連携をさせることで、口コミを拡大することができます。
アメブロの記事をそのままフェイスブックページに連動させ投稿させるだけではなく、お客様の実際の声や動画などをフェイスブックに乗せ、実際に通っている生徒さんや親御さんのお友達に「いいね」のリクエストをしていただくことで、実際の生徒さんの周りの方に塾のイメージはもちろん、そこに通っている人の声を感じていただくことが出来るという流れですね。
このシェアまでの導線をしっかりと創りこむことで、初めて長期的かつ継続的なに集客を可能とする成功の道を創ることができるというわけですね。
是非ここまでのことを参考に集客を成功させていただければと思います。
まとめ
いろいろ書かせていただきましたの、最後に本日のまとめをさせて頂きます。笑
実はここまで私が長々と書かせていただきました、成功に導くための集客方法は、「AISASの法則」という購買心理を逆残して作ったものになります。
それぞれ「Attention(認知)」「Interest(興味)」「Search(検索)」「Action(購入)」「Shear(シェア)」というものでその順番に並べたものなのですが、まずは知らないものは買えないので、ターゲットになりえる方に認知をさせなければなりません。
それが、ビラを使ったり、アメブロでアプローチをするということでした。広告ももちろんこれです。
そして、たどり着いた情報から「未来のイメージ」を感じていただくことであなたの塾に興味を持ちます。
次に、本当にそれが信じられる情報なのかということで、「レビューやお客様の声」などの情報を集めます。それが、ホームページやSNSに書かれている情報ですね。
そして入塾した方が、最後に周りの方に情報をシェアし、さらにまわりの生徒さんを集めてくれるという流れです。
特に個人塾などの地域を主体としたビジネスはこの「シェア」が生まれるかどうかが大きなポイントになります。
この一連の流れはもちろん一つの例にすぎませんが、塾の経営における成功とは、『継続的な集客メディアを持つことができるか』、『シェアが生まれる同線設計はできているか』『「この塾に来るとどうなるのか」が明確であること』が大きな要素になります。
是非、上記の方法を参考に経営の成功につなげて頂けると嬉しいです。
というわけで今日は「塾の集客方法や経営の成功はこれ!」というテーマでお届けしました。
本当に最後までお読みいただきましてありがとうございました。
『集客や売上を上げ続ける仕組みヅクリ』はそれぞれの業種業態や状況によっても違ってきます。
うちの会社はどこにコストや労力をかけるべきなのか。
また、何を優先的に行うべきなのかについて、これまで300社以上の集客サポートをさせていただいておりますウェブ集客ドクターの小林が無料でご相談にご対応させていただきます。