ということで、本日は心理カウンセラーとして事業を始める方の集客方法について考えて頂きたいと思います。
気になるところからどうぞ!
心理カウンセラーとしてあたなのお客様は誰?
さて、この記事では主にフリーで活動をされている、もしくはこれから心理カウンセラーとしてお仕事をしていかれようとされている方に向けに集客方法や売上の上げ方を考えていきましょう。
私も今まで心理カウンセラー様の集客や売上を上げるためのコンサルティングを数十件以上させて頂いておりますが、これから集客を始めたりすでにいろいろと活動をされている方の一番のお悩みになることは『新規集客』の方法についてでしょう。
基本はそういった口コミから集客を始めるというのはいいと思うけど、結構多いパターンはターゲットとされている方が広すぎてなかなかどんな方のための心理カウンセラーさんかわかってもらえなかったり、自分でもいまいちさだまならなぁと思われている方も多いという問題も出てきそうですよね。。
これは、特に民間の心理カウンセラーの資格を取られる方は多くなっている気がしますね。
お金を払って協会などで講義を受け、プロの心理カウンセラーさんからさまざな技術や考え方、クライアント様との接し方などを教わるでしょうが、実際にどのようにお金をもらい続けて心理カウンセラーさんとして続けていくのはけっこうハードルが高いかもですね。
もちろん、心理カウンセラーなどの民間資格を発行されている協会さんの講義を受けられるすべての方が、それをお仕事にしよう、売上につなげようとするわけではなく、多くの方は実際に職場などの人間関係力を高めて「自分らしく生きられるようにしたい」とのお考えから受講される方も多いでしょう。
ただ、心理カウンセラーとして活動したくとも、今までビジネスを自分でやったことがなかった方が、民間の心理カウンセラーの資格を取ったから仕事がガンガン入ってきてお仕事ができる、売上を得られるとまではなかなか一筋縄ではいきませんよね。
これはどんなビジネスにおいても言えることではあります。
集客や売上を上げたりするために重要なことは、まず『ターゲットが明確になっていなければならない』ということです。
ターゲットなんて言うと「20代女性」が私のターゲットなんていう方もいらっしゃいますが、実はこれは正確には『ターゲット』ではないのです。
なぜなら、「20代女性」といっても本当に様々な『属性』の方がいますよね。
学生さんもいれば、主婦もいれば、バリバリのキャリアウーマンの方もいて、地域や悩みも全く違います。
「20代女性」だと広すぎて、一人一人に刺さる「キャッチフレーズ」を作ることはプロのコピーライターでも難しいでしょう。
例えば心理カウンセラーのあなたが、「20代女性のための悩みを解決するカウンセリングをやります」といってもそれを見た方からは「よくわからない」「どこでもいそうな感じ」「お金払ってまではお願いしたくない」なんて本音が聞こえてきそうです。これだと売上をあげるどころか集客にすらつながらないのです。
すでに心理カウンセラーとしてお仕事をされている方の中にも「それに近いことやってたなー」なんて思われた方もいらっしゃる方もいるでしょうが、安心して下さい。
それは誰もが最初には通る道です。笑
難しい言葉を使うのであれば、人によっては「ペルソナ分析をしましょう!」であったり、「自身のUSP設計をしましょう!」なんてことも言うかもしれません。
しかしまだ心理カウンセラーとして上記の『ターゲット』が明確になっていないのなら、今からお話させて頂くことだけにフォーカスを当てて頂くだけで大丈夫ですのでご安心を。
そもそも少し偉そうに言わせていただくと、ビジネス(仕事)とは「人の『困る』を解決すること」です。
『お仕事をする』とはもっと簡単に言ってしまうと『誰のなんの「困る」を解決する』のかということが仕事ですね。
昔私もよく師匠に『偉くなれ』と言われました。この『偉い』とは、『人の役に立てる価値を提供できること』です。
写真はご愛敬。笑
偉いというのは権力があるとか、先生であるとかそういうことではなく、『人の役に立っている人はみんな偉い』ということです。
社会は助け合いで成り立っていて私たちが生きているだけでたくさんのことに助けられて生きています。
世の中にすべてコンビニがなかったら困ります。世の中に電車がなくなれば困ります。世の中にお寿司屋さんがなかったら困ります。(僕的にですが)
だからそこで働いている人はみんな偉いのです。
もしかすると、サラリーマンさんやOLさんで働いている方のほうがご自身で仕事をされているよりはこれを感じにくい立場にいらっしゃるかもしれませんが、この考えが根底にあることで集客ができ、売上が上がり、本当にありがとうと言ってもらえるビジネスが始まります。
少し話がずれてしまいましたが、あえて一番大切だと私が思うことを書かせていただきました。
話を戻しまして、心理カウンセラーのあなたにとって「ターゲット」というのは具体的に「どのような『困る』を持っている人なのかということ」を決めなければなりません。
心理カウンセラーは何を解決できるのか?
心理カウンセラーの集客方法においても売上の上げ方においてもターゲット設定というものはとても重要になってきます。
心理カウンセラーさんは多くの心の「悩み」を解決できる方々であると思います。
ただし心理カウンセラーさんが世の中に相当多くいるということも事実です。
だからこそ、あなたが心理カウンセラーとして売上を得ていくのであれば、「なんの悩みの専門家か」を決めていただきたいと思います。
「結婚前の心の悩みを専門とした方」
「セックス(性)においての心の悩みを専門とした方」
「親子関係の悩みを専門とした方」
「障害児をもつ家族の心のカウンセリングを専門とした方」
など私のお客様やお友達にも、様々な方がいます。
一見ターゲットを絞ることで集客が難しくなるのではないかと考えられる方も多いと思いますが、実は逆なんです。
「ターゲット」がしっかりと決まることで、もしあなたが東京にいる心理カウンセラーさんだとしても、全国から同じような悩みを持った方がお問い合わせをしてくれるような専門家さんになり売上を上げることも可能です。
むしろそっちのほうが簡単です。笑
心理カウンセラーがお客様を決めるために
もともと思い入れや経験のある「悩み」であったりするとやりやすいでしょう。
しかし、あまりそういった経験もなく、決めるための「ものさし」がない状態でターゲットを絞り込むことは不安だという方が多いですね。
でも安心してください!
これは、経験がある方にもやっていただくことなのですが、3C分析という「お客さん」「競合」「自分(自社)」を分析することで、あなたのターゲットが見えてきます。
至って当たり前のことなので。
お客さんを知らないことには、競合もわかないですし、競合が分からないことには自分の強みや弱みも分かりません。
そしてその見せ方もわかりません。
それを順を追って「どんな人の「困る」をどのように解決しどのように集客をするのか」ということが分かるための方法ですね。
もっと言ってしまうとサービス内容すらここで決まってしまうと思います。
3C分析をすることでターゲットやサービス内容を決める手掛かりになる!
だからこそ3C分析は、実はしないことにはビジネスがそもそも成り立っていないといってもいいほどの重要なポイント。
3C分析の詳細については以下の記事からご覧になってください。
または、以下の無料メルマガ講座では1対1形式での講座のような感覚で現在のあなた様の状況に合わせたご質問などにもお答えさせていただきますのでお気軽にご登録くださいね。
心理カウンセラーのお客さんの集客方法
では、ここからは具体的に心理カウンセラーとして売上を上げるための集客方法についてご紹介させていただきますね。
なぜなら、例えば東京渋谷に飲食店があれば、そのお客さんはその地域に訪れる方や基本的にはその地域の近くに職場やお住まいがある方ですね。
もちろん渋谷は繁華街なので、海外の方や旅行などでいらっしゃる方も多いと思いますが、基本的にはその地域を主体としたビジネスとなります。
ですので、食べログなどに広告を載せたりすることが一つの方法として挙がるしょう。
しかし、インターネットのECサイトなどでものを販売されている方などは全国、いや世界中がお客様になります。
そのような方が食べログに広告をのせるわけがありませんよね。
お金をかけた広告や日本の現状について
団体をつくり心理カウンセラーとして働いておられる方や個人で心理カウンセラーをしている方もいるでしょうが、心理カウンセラーさんという仕事上、基本的に大々的に広告費をかけて集客をするという方法はお勧めできません。
なぜなら、仮にフェイスブック広告などをかけて、「心理カウンセラーの体験悩み相談会をやります」といったイベントなどを売ったとしても、短期的には何人かを集客することはできるでしょうが、長期的継続的にお客様をお呼びし売上を上げ続けることはできないのです。
しかも、サービスの方法にもよりますが多くの心理カウンセラーさんのサービスは、1時間5000円や、週1回のカウンセリングを一か月で2万などといった少額の単価ビジネスになりますね。
一人の成約で50万円になるといったモデルですとこのような広告を打つことは悪くはないのですが、少額の単価かつさらには直接もしくは電話などの相手を信頼して仕事を任せるといった仕事というのはとても短期的にお客様にするということはかなり難しい属性の仕事になります。
そして、「心理カウンセラー」というお仕事柄、一般の認知としてはお金を高額払ってまで気軽に受けるものではないというようなイメージが強いのが現状でしょう。
心理カウンセラーさんからすると、どれだけ今の日本という国に心理カウンセリングというものが必要であり、海外的に見ると保険も効き、一人に一人の担当心理カウンセラーがいるのが当たり前なのになぜ日本人には響きにくいのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、無理に世界の当たり前を日本人に押し付けてもお客様になる方は逃げてしまうということを心にとめておきましょう。
中には集客は簡単だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、世の中のお仕事の中でも心理カウンセラーさんの集客方法や売上を上げるということは実は結構ハードルが高いものなのです。
じゃあ集客・売上を上げるのは無理なのかよ!ということではありません。
信頼関係を創ることが出来さえすれば全国から長期的継続的に集客し売上を上げることはできます。
お金をかけないで始める集客方法
そのために心理カウンセラーさんにおすすめをさせて頂くのがブログを使った集客で売上を上げる方法です。
私自身ブログを使った集客コンサルティングをしているからといったわけではなく、ブログは心理カウンセラーさんが継続的かつ長期的に集客・売上を上げるうえで欠かせないツールといえるでしょう。
なぜ欠かせないツールになるのかというと、ブログは潜在的なお客さんにアプローチをすることができ、その解決手段として心理カウンセラーが必要であるということを感じてもらうことができるツールになるからです。
さらには、その潜在的なお客様にアプローチ後、その方々に無料メルマガへ誘導し、そこであなたに対する信頼関係をもって頂くことができます。
例えば、「結婚前の心の悩みを専門とした方」をターゲットとした心理カウンセラーさんであるなら、「彼氏に対する悩み・不安」や「彼女に対する悩み・不安」、「相手の家族に対する不安」などにまつわる記事を書いて、その記事のタイトルが、「結婚前の相手の浮気の不安の解消について」だったとします。
その時にGoogleなどの検索エンジンでお客様になる可能性のある方が「結婚前 浮気」などと検索した時に、あなたが書いた記事が一番上に出てきたらその記事を読んでいたける可能性は大きいですよね。
そして、その記事を読んですぐにあなたにカウンセリングをお願いするということは難しいでしょうが、文章の最後などに「結婚前の様々なお悩みの解決方法などについて毎日寝る前の1分で読める無料メルマガを夜10時に配信中!今なら通常1時間1万円のカウンセリングで渡ししている『オリジナルお悩み解決シート』をプレゼント!」なんて書いてあったらそのメルマガに登録をしてしまうかもしれませんね。笑
そのメルマガ内でパーソナルな心理カウンセリングの募集をキャンペーンとしてかけることで集客をすることができる、といった流れですね。
そういった流れの記事を1記事ではなく50記事、100記事、200記事とつくっていくことで、継続的かつ長期的にお客様にアプローチし信頼関係をつくることができます。
さて、ここでのミソはもうお分かりいただけたでしょうか。
正確には、独自ブログを開設するのであればサーバー代金が月々1000円くらいとドメイン代金が年間1000円くらいかかりますが、かかってもその程度ですね。
メルマガを別途開設するのであれば、プラス2000円くらいかかるかもしれませんが、それはアクセスが集まるようになってきてからでいいでしょう。
個人的に2023年一番やっておくことをおすすめしたいのが、LINE公式アカウントです。
要はそもそも「知らないものは買えない」ということです。
まずは、お客様になる可能性のある方に知って(認知)もらい、興味をもって、これがほしい(願望)をもってもらいサービスを購入してもらうという購買心理の順番になります。
さらには、そのサービスを受けたうえで、その良いレビューや評価を周りに広げてもらうという仕組みも入れることで、そのお客様の周りの方からも集客につながることになります。
この集客方法は実はブログを使った集客方法に限ることではなく、「そもそも知らないものは買えません」ですので、まずは的確に興味のある方々に知らせたないといけないということです。
ブログを使った集客方法ではこの「興味のある方」が検索するようなワードで最初から記事を書き、その記事が検索結果の上位に表示をさせることで潜在的に心理カウンセラーのお客さん様になる方にアプローチをすることができるということです。
一般的には「プル型集客」と言われる方法ですね。
さらにこの集客方法の一番のポイントは一度この仕組みを作ってしまえば半永久的に半自動で全国からお客様を集めることができるといったところです。
広告宣伝費などもかけずに、何もせずに寝ている間に相手のタイミングで勝手にあなたのもとにお客さんを集めてきてくれる、売上につなげる仕組みができるとすると本当にらくですね。
あるとしてもブログを運営するサーバー代や、ドメイン代で千円ちょいでしょうか。
アメブロなどの無料ブログを使うとサーバー代やドメイン代もかかりませんしね。笑
※ただし、私は様々な理由からアメブロとサーバーなどを借りて運営するワードプレスの2種類しかお勧めはしません。
そんなことができるのでブログを使った集客は心理カウンセラーさんの集客方法としてはかなりお勧めです。
むしろやらないことが損にさえ感じます。笑
ブログを使った集客方法のデメリット
ただし、ちゃんとここで一つ最大のデメリットについてご紹介をしておきます。
さてさて、そのデメリットとは「即効性がない」ということです。
先ほどご紹介させていただきました、Facebook広告などはお金をかけて広告を出稿することで少なくとも少しの反応はすぐにはあります。
しかし、ブログは確かに長期的かつ継続的な集客媒体になるのですが、ある程度の記事数を書かないと、集客・売上にはつながりません。
もちろん中には、タイトルキーワードの選び方が上手く2,3記事で数万から数10万アクセスも集めるといったケースを聞くことはありますがそれはかなりまれなことといえるでしょう。
平均的には最初の30記事をしっかりとしたルールで書いたときに一つアクセスがグーンと上がり、次は60記事、その次は100記事あたりでグーンとアクセスが上がるといったイメージがあります。
ですので、最初は記事をしっかりとしたルールで書き続けて、ある基準を超えないと成果を感じられず途中でやめてしまうケースの方が多いように感じます。
ここが一番の心理カウンセラーさんがブログで集客をするうえで陥りがちなことといえるでしょうか。
ただし、そこを超えたときの喜びを私自身も知っているのでやはりお勧めはしたいですね。笑
まとめ
さて、今回は、心理カウンセラーの集客方法や売上の上げ方の秘密について紹介させていただきました。
売上の上げ方という観点で考えるとほかにも様々な方法があるでしょう。心理カウンセラーとして、何か商品(物)を創って販売をしたり、本を書いたり、テレビ出演したり、講演をしたりなどいろいろありますね。
ただし、一番大切なことは、「私が誰の困るを解決する人なのか」ということです。
そのためには技術も経験も必要です。
是非見せ方だけ上手い心理カウンセラーではなく、お客様から紹介が生まれる集客方法を目指していただけたらと思います。
偉そうに書かせていただきましたが、私自身もそこを目指し皆様と同じく頑張りたいと思います。
心に寄り添い、その人が自分で立ち上がり、変わる瞬間を生み出す心理カウンセラーさんのお仕事がもっと世の中に広がっていくことを心から祈っております。
そして最後に心理カウンセラーさんにお伝えしたいことは「稼いで下さい」ということです。
あなたが売上を上げて、お金を稼ぎ、心理カウンセラーとして高品質なサービスを提供し続けることがこれから先まだ見ないあなたのお客様のためになります。
ですので売上を得ることを恐れないで、売上をたくさん得てほしいです。
もちろん、ひどい稼ぎ方をしてくださいということではありませんよ。笑
むしろ一番といっていいほど大切なことです。
枠を超えて、カウンセリングでお金を取るという発想から、お客様が何をしたらその「困る」を解決することができるんだろうと考えてください。
必ずそこに新しい売上を上げるヒントが隠されています。
是非この記事の内容を参考に集客に生かしてみて下さい。
というわけで今日は「【2023年版】心理カウンセラーの集客方法や売上の上げ方とは!?」というテーマでお届けしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
『集客や売上を上げ続ける仕組みヅクリ』はそれぞれの業種業態や状況によっても違ってきます。
うちの会社はどこにコストや労力をかけるべきなのか。
また、何を優先的に行うべきなのかについて、これまで300社以上の集客サポートをさせていただいておりますウェブ集客ドクターの小林が無料でご相談にご対応させていただきます。