さて、企業さんでも個人さんでもビジネスをしているとチラシやパンフレット、小冊子といったものを制作する機会は1度はありますよね。
有名なデザイナーさんが作ったおしゃれなパンフレットや漫画家さんが作ったインパクトのあるチラシってなんだか作っただけでワクワクしてめちゃくちゃ仕事が舞い込んできそうな気がしませんか。
まず一番大切なことは、チラシやパンフレットを創る目的は何なのかということです。
- 直接対面しているお客さんにサービス内容をわかりやすく理解してもらうため?
- ポスティング用のチラシとして誘導率の高いチラシにしたいから?
- 営業マンがお客さんにサービスを説明する資料に活用したいから?
- 既存のお客様にクロスセルのサービスとして他の商品に興味を持ってもらい問い合わせが欲しいから?
- 美容室やネイルサロンで話のネタのきっかけにして他の方をスムーズに紹介したいから?
ぱっと出すだけでも目的は様々ありそうですよね。
ということは、そのチラシやパンフレットを渡すシチュエーション、フレーズや内容、タッチ(イメージ)、誘導の導線を設計しないといけないということです。
これがその目的に合っていないチラシやパンフレットなどの広告で使う漫画の制作は効果がかなり薄いものになってしまうということなんですね。
ということで、本日はマンガやパンフレットなどの広告の漫画を活用して最大限に効果を発揮するための方法について具体的にご紹介させていただきます。
気になるところからどうぞ!
漫画制作と漫画広告制作の違い
それではさっそくはじめて行きましょう。
まず、漫画制作と漫画広告制作の違いについてですが一見漫画の制作という点で全く同じのような気がしますね。
ただ、実はこれは大きな違いがあると言っておきたいと思います。
弊社でも漫画デザイナーがいたり、多くのフリーの漫画制作者さんとお仕事をさせていただいたからこそ感じたことではありますが、やはり漫画が描けるということと、集客ができるチラシやパンフレットなどのような漫画広告を制作できるかということはまったく別の問題だということです。
漫画制作者さんの多くはご自身の世界観や自身の漫画や作品を多くの方に見てもらいたいという思いをお持ちの方が多いです。
もし漫画広告をそういった方に発注したいという場合はこの人でなければならない理由がない限り『安くお願いできるから』という理由でお願いをすることはお勧めいたしません。
それは安い方は良い制作物ができないからといった意味ではなく発注者、受注者ともにとってあまりいい結果を生むケースが少ないからです。
発注者さんにとっては、安い金額で質のいいチラシやパンフレットのような漫画広告をつくれるのであればそれにこしたことはないでしょう。
しかし、受注者のマンガデザイナーさんにとっては自分の作品を創るということと誰かの目的に合わせた広告物を創るということは全くの別のものを創ることになってしまい通常のマンガを作るための作業の10倍くらいの時間は平気でかかってしまう場合もあるということです。
もちろんこれは、人によることでしょうし、上手く発注者さんとやり取りをして漫画コンテンツを制作できる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方でフリーで安い値段でお仕事をしてくださる方は一部であるとお考え下さい。
要は漫画を描ける人は世の中にたくさんいらっしゃいますが、あなたのビジネスにあった集客コンテンツを創ることができるかというとそれはなかなか難しいということです。
漫画広告の制作は、その広告価値を高めるための戦略と戦術、そして漫画という特性を理解していないと最大限の効果を発揮する集客コンテンツをつくることはできません。本当に集客をされたい方は値段で決めず集客戦略に基づいたコンテンツを制作できるかという点を重要視しましょう。
チラシやパンフレット制作時の考えるべきポイント
さて、ここまでは漫画制作とチラシやパンフレットなどの漫画広告制作の違いについて発注者さんと受注者さん側の気持ちになってご紹介をさせていただきましたが、私もいくつもの集客コンテンツ制作をさせていただく中で多くのマンガデザイナーさんとお話をさせていただきそれのギャップについて痛いほど感じましたので今回の記事ではご紹介させていただきたく書かせていただきました。
少し話がずれますが、弊社の漫画デザイナーの夢が「漫画やイラストを描く人が、漫画やイラストを描くことで少額のお金をもらうのではなく、自分の価値を最大限に発揮して世の中の困るを解決できるサービスをイラストや漫画という武器で自分で作り世の人に喜んでもらえる仕組みを創れるマーケティングなどのビジネスの基礎が学べてそんな仲間が集まる塾のような空間を創る」ということみたいですよ。笑
そのために、翔さん(私)と今は一緒にやるって言ってくれているんですがめちゃくちゃ嬉しいですよね。笑
そんな状況を作るためにも頑張っていきたいと思います。笑
さて、話が飛んでしまいましたが、チラシやパンフレットの制作時に考えるべきポイントはいくつかあります。
漫画広告を発信するシチュエーション
そのひとつ目が、シチュエーションです。
簡単に言ってしまうとどんなタイミングでお客さんになられる方はそのチラシやパンフレットなどの漫画広告を見るのかということです。
- 直接営業マンがそのパンフレットを見せながら説明するのか。
- ポスティングで大量にまいていくのか。
- Facebook広告のような形で1コマの漫画として見せるのか。
- 信頼関係がある人にDMでチラシを送るのか。
このシチュエーションがわかることによって漫画自体の構成やフレーズ変わってきます。
強制的に内容を読ませられるシチュエーションであればあえてインパクトのあるデザインを入れる必要性はありません。
むしろより分かりやすく、見た方が納得して会話が弾むというような流れの方が効果的です。
しかし、ポスティングなどでチラシを作る場合などは1万部配って3件の問い合わせがあるかという状況の中で、その%を1%まで高めようと考えると目が留まり捨てられなくなるデザインでなければならなくなってくるということですね。
ポスティングの話についてはまたご紹介させていただきますが、チラシのサイズや紙質、投函の方法などもこの問い合わせ率を変えてくる要因になりますので、お電話等でお気軽にお問い合わせくださいね。
ということで、まずはこのシチュエーションを理解したうえでの漫画広告でなければ意味がないというわけです。
一瞬で目を引くキャッチフレーズ
次に、キャッチフレーズについてですね。
このキャッチフレーズというものも特にポスティングなどの一瞬しか目に留まらない可能性があるシチュエーションでは特に重要になってきます。
ここで重要なポイントとなるのは、誰にでも当てはまるようなキャッチフレーズでは意味がないということです。
どういうことかといいますとポスティングを例に考えてみると、仮にあなたがピザ屋さんを新宿で経営していたとしましょう。
その時に新規顧客をとるポスティングでビラ配りをするときに「このチラシをもってきてくれたら10%割引になります」と大きく書いていただとします。
逆に、そのピザ屋さんにすでに来ているお客さんと時間帯を調べてみて仮に20時-22時の間に男性の購入率が高かったとしましょう。
そういった分析をもとに、誰に対してチラシを見て購入してもらうかを明確に決めたうえで、その人たちに刺さるフレーズをキャッチフレーズにする必要性があるということです。
もちろんこれは、漫画を活用したチラシやパンフレットに限らずすべての販促物で明確に分析を行ったうえで決めないといけない部分になってくるのですけどね。
どうしても今すぐチラシを作ろうとすると疎かにしてしまう部分になってきますので、成果を出すチラシやパンフレットを制作されたい場合にはこういったところをしっかりと決めてから、デザイナーさんにご依頼するかしっかりとそのあたりの相談にも乗ってくれるデザイナーさんと一緒にコンテンツを制作してみてくださいね。
せっかく作ったのに、無駄なものになるだけでなくむしろよくわからない中途半端な広告になってしまうことの方がつらいですからね。汗
漫画のストーリーは帰着点につなげる橋渡し
これも用途やシチュエーションによることなのですが。予算の都合上4コマで作ってほしいや、A4の紙1枚で収まるように作ってほしい、または20ページの大作マンガにしてほしいなどを決めてご依頼することはお勧めしかねます。
なぜかというと、活用するシチュエーションによって漫画を見ていただける時間というものは変わってきます。そんな時にだらだらと細かくサービス内容や商品についてマンガで説明をしていると飽きるということです。
要は漫画の中ですべてを語る必要性は必ずしもないということなのです。
漫画というのはあくまでもビジュアル的に親近感を持ってもらい、文字を読ませるきっかけをつくらせるとに大きな効果を発揮するツールです。
目的は問い合わせや率や成約率を高めることにあるのですから、電話をしたいと思わせたり目の前でその商品サービスが自身のメリットになる理由をわかりやすく理解させるために活用すべきということですね。
先ほどのキャッチフレーズの部分についてもそうですが、どんなチラシやパンフレットがご自身に効果的なのかということについてご相談をされたい方はお気軽にご連絡いただけますと幸いです。
集客力を高める長く使えるあなたのお仕事に効果的な漫画コンテンツを制作されたい方はまずお気軽にご相談下さい。
効果的誘導導線へのアプローチ
さて、上記でもご紹介させていただきましたが漫画を活用したチラシやパンフレットの広告で最大限の効果を発揮するために最も重要といっても過言ではないのが帰着点です。
チラシやパンフレットといった広告物にはそれを配ったり、ネット広告をかける理由というものがありますよね。
それは、店舗への来店率を高めるためであったり、電話での問い合わせ率を高めるためであったりなどですね。
ただ、商品サービスによってはこの誘導先というもののハードルが高くなってしまっているものがあります。
その帰着点を何にしているのかということはとても重要になってきます。
要は帰着点は一点に絞り、それをすることが自分にとってメリットがあると思わせることが肝ということですね。
そういったことが漫画のストーリーではわかりやすく伝えることができるので、ただーサービスや商品を紹介するだけでなく、なぜ問い合わせをするべきなのかということをマンガのストーリー上で感じさせることができかどうかが重要なのです。
本日の記事のまとめ
さて、本日は書かせていただきました記事につきました内容につきましては効果的な漫画広告を作るために注意をしないといけないポイントについてほんの一部となりましたが、まずはここでご紹介させていただきました内容を踏まえたうえでチラシやパンフレットの制作をご依頼する等をしてみてくださいね。
値段が安いから悪いもので、値段が高いからいいのであるということではありませんが、制作物については目的を最大限に果たすことできる広告になっているのかということが何よりも重要なことになります。
戦略や戦術がない3万円で作ったチラシを3種類つくるくらいであれば、10万円で本当に価値のある集客コンテンツを作った方が絶対に重要ということです。
私は制作屋さんではなく集客屋さんなので、まさにそういったご相談にはいくらでもお答えいたしますので、お気軽にお電話かメールにてご相談いただけますと嬉しいです。
ということで、集客力を高め長く使えるあなたのお仕事に効果的な漫画コンテンツを制作されたい方はお気軽にご相談下さい。
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